人は成長することで強くなる
旧約聖書では様々な人物がいます。その中の一人にモーセの後、イスラエル民族を率いたヨシュアがいます。
ヨシュアは有名で且つ人気の人物です。
ヨシュアの気質が大きく2つあり、その2つが人々にとって良いから人気です。その2つは大胆さと善評になります。他にも気質を持っていますが、大きくはこの2つです。
しかし、ヨシュアは特に大胆さを初めから持っていたでしょうか?
答えはノーです。ヨシュアもイスラエル民族を率いていきながら大胆さを得ていったのです。それが分かるのがヨシュア記に書いてあります。
ヨシュアと言えばヌンの子でありますが、ヌンが有名だったかというとそうではありませんでした。つまり一般的な家庭の子だったということです。
そのヨシュアが絶対的なカリスマ性を持っていたモーセの後を継いだわけです。普通の人には荷が重いのではないでしょうか。
ヨシュア記1章を見るだけでも、「強く、また雄々しくありなさい」と主と主を通してに4回も言われています。
4回って言われすぎやないかい(笑)
誰が強く、雄々しい人に対してこうありなさいと果たして言うでしょうか。
出来ていないから言うのです。
つまりヨシュアはびびりまくっていました。
しかし、これ以降、「強く、また雄々しくありなさい」と言われなくなります。成長したということでしょうね。
またヨシュアが大事にしていたことの一つに明け方を守るということをしていました。ヨシュア記前半を読んでいると、ふと「ヨシュアは朝早く起き~」というところが数回出てくることが目につきます。
明け方を勝利するものは1日を勝利すると言わんばかりの実践でしょうか。こちらも後半には書かれなくなります。習慣化でき、当たり前のようになったと言うことでしょうか。
ヨシュアは前半、戦争に苦労します。
しかし、主が仰ることに対して従順に行なったからこそ勝利するようにもなりました。
後半は老練さが増して、まるでヨシュア無双のように勝利を重ねます。31部族に勝利します。
なぜに素数とツッコみたくなりますが(笑)。
このヨシュアの行いを通して学ぶべき事があります。
①主の言われていることに対して従順であること
この従順さがあったからこそ強く、雄々しくありなさいと言われたときに大胆になれるように行い、大胆さを手に入れたところがあります。
②戦争で苦労する場面もありましたが、最後まで諦めずに主に祈り求めながら行なったからこそ勝利を得ました。
苦しいときは諦めがちですが、そこで忍耐してやり続けるという姿勢が大きかったです。
ヨシュアこそ初めは微弱だったが、終わりは強いということが分かる象徴ではないでしょうか。ヨシュアを通して色々学ぶことが出来ます。成長することで強くなるし、強くなった結果、人生にも勝利できるようになるということですね。
Takomaru