死ぬ病気が祈りで変わる奇跡
旧約時代の南北分離期に様々な王がいました。
その中の一人にヒゼキヤがいます。
ヒゼキヤは南ユダの王で偶像をなくしたりする、主から良しとされる王でした。
ヒゼキヤはアッスリヤの王、セナケリブが攻め上ってきて苦しみました。
セナケリブはラブシャケを送って「あなたがたはあなた方の主を頼みとしてはならない。ヒゼキヤの言葉を聞いてはならない。私と和解して降伏せよ」と言わせました。
ヒゼキヤはラブシャケの言葉に動揺しますが、預言者イザヤに相談しました。するとイザヤは「私が一つの霊を彼に送り、彼を自分の国へ帰らせ自分の国で剣に倒れさせるであろう」と預言しました。
また、ヒゼキヤは死ぬ病気にかかっていました。
イザヤは「家の人に遺言をしなさい。あなたは死にます。生きながらえることは出来ません」と伝えました。
これを聞いたヒゼキヤは「ああ主よ、私が真実と真心を持ってあなたの前に歩み、あなたの目にかなうことを行なったのをどうぞ思い起こしてください」と切実に祈り泣きました。すると、主が祈りを聞き、寿命を15年増やすと言いました。
切実な祈りで涙を見ると、主は顧みてくださるということですね。
イザヤ「干しいちじくのひとかたまりを持って来て腫れ物につけなさい。そうすれば治るでしょう」と言いました。
そんなんで治んの?いや、相当つけたのかもしれませんね。
ヒゼキヤは癒やされることについてどんなしるしがあるでしょうかを求めました。
求めるね~。四の五の言わず信じたら良いのに。
イザヤは「日陰が十度進むか、あるいは十度退くかです」と言いました。
ヒゼキヤは「十度進めるのは容易い。十度退かせてください」と言いました。すると、日陰が十度退きました。
これを通して、祈るにしても切実な涙の真実な祈りが大切であることが分かります。特に命に関すること、病気などは真実に祈れば聞いてくださるかもしれませんね。
Takomaru