卒業式の思い出
今年は残念ながら卒業式が中止になっている大学が多いですが、 それでも状況に合わせて実施している大学もあるようですね。
そこで、自分の大学の卒業式を…思い出していました。
正直、学部の卒業式は袴着て、写真撮って、、、 ちょっとイベント的な要素が大きかったかもしれません笑
※修士の卒業式は欠席でした…(・ω・;)
しかし…
博士の卒業式はさすがに感慨深いものでした。
ある意味、大学の目的である ”学問を修める” ということをやってきたんだな…と思いながら学部長の挨拶を (英語だったから全部聞き取れてないけど) 聞いていました。
ちなみに博士号はPh.D.と言われますが、これは「 Doctor of Philosophy」の略です。つまり哲学博士です。
哲学とは、”人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、 理性によって求めようとする学問” ですが、
(簡単にいうと人間はなぜ生きるのか、 どう生きるべきか的な問いを追求するものですね)
自然科学も結局は、”万物の法則を通して、 人間はどのように存在し、 どうしたらよりよく生きることができるかを追求するもの” であると私は思います。
これが私が博士課程の期間、 学問を追求してみて悟ったことの一つです。
・・・ということを思い出しました。
まぁ若いみなさんはそこまで深く考えなくていいですけど笑
とにかく卒業おめでとうございます!!!
…余談ですが
博士の卒業式を終えて出てきた時、 牧師が花束を持って駆けつけてくれました。 それもまた忘れられない思い出の一つです。
P.N. Biologist