運命を変える方法とは!?
大阪主愛教会の聖書愛読家代表、Takomaruです(●^o^●)
本日紹介するのは、旧約聖書「ルツ記」のおはなし。
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ベツレヘムの町からモアブに滞在しに来た家族がありました。
夫エリメレク、妻ナオミ、息子マロンとキリオンの4人家族でした。
夫エリメレクは亡くなり、マロンとキリオンはモアブという町で妻を迎えました。
その名がルツとオルパです。
10年モアブで暮らすも、息子のマロンとキリオンが亡くなってしまい、母ナオミは悲しみました。
そしてナオミはモアブからベツレヘムに帰ろうとしたときに、ルツとオルパに自分の家に帰るように伝えました。
最初はルツもオルパも去ることを拒みましたが、ナオミがしつこく帰ることを勧めてきたのでオルパは帰ることにしました。
ルツは帰ろうとせず
「あなたの死なれるところで私も死んで、その傍らに葬られます」
と、言いました。
一緒に死ぬことを覚悟しているルツを見てナオミは諦め、付いてくるように言いました。
ナオミには夫エリメレクの一族に裕福な親戚ボアズがいました。
ルツは食料を得るために畑に行きました。
ボアズのところに来たとき、ルツが親戚の娘であることを知り、落ち穂拾いをさせ、食料を与えてナオミのところに持って帰りました。
ナオミはエリメレクの地所を売ろうとしており、親戚たちが買うか悩んでいましたが、ルツも一緒に買わないといけないので、親戚たちはなかなか買うことができませんでした。
結局、ルツのナオミに対する愛の強さを知っている、一番近い親戚のボアズが買うようになりました。
ボアズはルツを妻としてめとり、オベデを生み、オベデからエッサイが生まれました。
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ルツは元々モアブの女で異邦の人でした。
異邦の女がナオミという命を生かすという義によって、普通ではあり得ない
という奇跡を起こしました。
命を生かすことは最大の義ではありますが、その核心は愛だということです。
ルツの愛が義となって、メシヤの血統になるという奇跡を起こしました。
ルツは愛によって、自分の運命も、後世の運命も変えた人です!
これは聖書に登場する人物だけの話ではありません。
歴史は今も現在進行中です。現代を生きる私達一人ひとりにも該当します。
つまり、私たちの人生も、愛によって運命を変えられるのです!
P.N. Takomaru